でーん

分割型キーボードを設計・製作したのでその時のメモ．製作にあたりfoostan氏の「自作キーボード設計入門」を大いに参考にさせていただいた．
とりあえず形から考える．自分は手が大きい方なのでキーの高さに変化をつけてレイアウトした．レイアウトにはKeyboard Layout Editorを利用した．画面上部のPreset→ErgoDoxでプリセットを読み込み，レイアウトをいじっていく
完成したレイアウトは以下の通り．

レイアウトができたらPcbnewで，SVGで保存したレイアウトデータを読み込んでその上にキーを並べていく．フットプリントライブラリはインターネットに転がっているものを利用した．

ファームウェア

インターネットに転がっているものを参考にArduino IDEで書き込んだ．デフォルトだとMicroってポート認識しなかった気がするけど忘れた．

部品調達

パーツは基本は遊舎工房，キーキャップだけアリエクで揃えた．遊舎工房でほぼ一通り揃うがキーキャップは特にこだわりなかったので安いやつを買った．また作る機会があればもうちょっとこだわりたい．
基板発注はJLCPCB，ボディはELECROW（確か）で発注した．アクリル切削加工は，小規模のものだとここでやるのがぱっと見一番安かった．だが５枚からの注文なので４枚余分になった．

組立

設計にミスはつきものである．どれだけ寝かせてもミスは発生する．今回も１か所フットプリントのミスがあった．TRRSコネクタのサイズが小さい径のものにしてしまっておりコネクタがそのままでは実装できなかった．そのためジャンパ線で基板から生やして無理やりコネクタをはんだ付けした．通信部分なのであんまよくない．
それ以外のミスは見られなかった．

天板と底板をスペーサーで取り付けて，完成．