初音ミクを創作した

経緯
2019年は折り紙サークルの活動もあり人生で一番折り紙をした年だったと思う.創作をしたことがなかったため,なんかしてみようと思ってとりあえず蛇腹をこねこねして,人魚 を創作した.なんとか形にはなったのでしばらく蛇腹人物をやることにしようと思って第2弾として創作した.
創作過程
顔
ミクさんの特徴的な髪を表現するために髪の配置から考えた.前髪を紙面内部から出すことにした.

いじってるとこんなのが折れた.前髪と横の髪が上手いこと出てて,いい感じだ.このまま畳んで顔っぽくしてみる.

周辺の紙を後ろにまとめただけだが,顔っぽくなった.

輪郭を整えてみた.いい感じ.次にツインテールの折りだしを行う.さっき後ろにやった紙を適当に畳んでみる.
いい感じ.
上半身
顔は上手いこといったので次は胴体.24等分で試作.

特に悩むこともなく適当に折りたたんでいった.中心の紙でネクタイが織り出せそう.腕もいい感じに出そう.本番では指をつけようと思う.
全身
本番と同じ48等分で試作.紙は100均の和紙.コスパがいい.
これまでの施策に,脚を加えて畳んだ.どんな具合か見るためにある程度仕上げてみる.

うーんそれっぽい.ただスカートの折りだしに無理があるなと思った.本折りの時になんとかしよう.
本折り
不安が残る中,本折りに入る.使用するのはダブルカラペ.安定です.



丁寧に48等分.

畳んだ.ミクの基本形.試作よりも脚を長くしてスカートを折りだす作戦.

こんな感じで,脚を段折りして,スカートを生成しようかなと思った(中央上のカドから折りだすのは無理があるため)
手.紙の両端に5段ずつ設けておいて,指を作った.

問題だったスカートだgs,さっきの方法できれいにできた.地味に全面造形.
あとは,頭と脚を適当に仕上げて完成.

仕上げには木工用ボンドと造花用ワイヤーを用いている.手と脚にワイヤーを入れて任意の角度で保持できるようにしている.
初音ミクは結構多くの方が取り組まれている題材だが,指を折りだしているものはあまり見ないので,差別化を図れたかなと思う.